食事だより
古からの習わし
2022-12-23
カテゴリ:厨房
外はクリスマス寒波…雪で大変なことになっています。
そして停電の復旧もままなら中、夜が一番長い”冬至”…。
これからどんどん寒くなっていくのに、日照時間は長くなっていく…不思議です。
昔からの風習好きなんです。
自宅でも柚子をプカプカ浮かべて…一時の癒しの時間でした。
そういった二十四節季の習わし…繋いでいきたいなということで、
厨房でもかぼちゃを準備しました。
なぜかぼちゃ?
新鮮な野菜がなくなるこの時期、日持ちもして栄養満点のかぼちゃで
これからの冬を乗り切ろうとした先人の知恵。
なぜ柚子湯?
江戸時代、「冬至」を「湯治」にかけて「柚子」を「融通が利く」(=体が丈夫)
にかけてお風呂屋さんが始めたとか…
江戸っ子ならではのしゃれたイベント~。
色々な工夫をしながら、厳しい環境の中を乗り越えてきた。
そこには「なるほど」がいっぱいです。